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岩倉の木の家 竣工 [家の話]

先月、岩倉の木の家が竣工しました。

白い左官塗り壁と窓格子、腰壁が特徴で、落ち着いた佇まいの木造2階建てです。
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構造材は近隣の山で伐採した木材を使用し、竹小舞を編み、荒壁を付けました。
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こちらは玄関ホール。
物入れや下足入れなど大容量の収納スペースがあります。
土間・幅木は自然石。床は桜の板、天井と建具はお揃いの杉の赤無節板を使用。壁は左官漆喰仕上げ。
玄関の式台と上がり框は欅材です。
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こちらはダイニング。
天井を高く、ゆったりとしたスペースとするために、地松の丸太や杉の梁材などの小屋組を表しにしています。
床は温水式床暖房を備えた楢のフローリング。
収納棚を造り付け、食卓が明るくなるように照明を下げました。
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こちらはリビング。
ダイニングと同じように、天井を高く、ゆったりとしたスペースとするために、踏み天井としました。
テレビボードを欅の天板と桧材で造り付け、テレビの背景の壁も桧の無節材としました。
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そして、リビングとダイニングをつなげるとこんな感じです。
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こちらはキッチン。
壁は全面タイル張り、床はコルクタイル仕上げです。
背面には桧材で大容量の食器棚、中心には磨いた白御影石を天板に据えた作業台を造り、
そして、サイドの壁側にも、白御影石天板のレンジ台を造り付けました。
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こちらは座敷。
壁は左官聚楽仕上げ。
長押はきめの細かいさわら柾を使用。
南側には縁側。
落ち着いた雰囲気の和室になりました。
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こちらは2階の寝室と子供室。
いずれも小屋組表しで、子供室にはロフトを設けました。
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こちらは洗面脱衣室と2階の階段ホールに造り付けた洗面台と棚。
桧材とタイルがよくマッチしました。
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こちらは浴室。
タイル張りの空間に、浴室暖房乾燥機を設置しました。
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こちらは予備室。
DSC04230トリ圧.jpg

そして、最後は階段。
すべて桧材を使用。
特に、側板と踏板と蹴込板は1本の同じ木のもので揃えました。圧巻です。
DSC04183トリ圧.jpg

1年間、造るのに楽しんでしまいました。
昔ながらの造りの良さと、現代生活が快適に送れる機能性とがマッチした、素敵な空間になったと思います。
ご家族がみんなでくつろげるすまいになればいいなと思います。



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