栗の潜り戸に柿渋を塗りました [木の話]
こちらは大正時代に作られた土塀です。
潜り戸が傷み、モソモソになってしまいました。
そこで、この度新しく作り替えました。
框も板も栗材を使いました。
栗材は耐水性、耐朽性の高い材料です。
さらに、防水、防腐効果を高めるために、柿渋を塗りました。
柿渋の作り方は、まず、熟していない青い渋柿を潰し、圧搾して果汁を絞ります。
その後、発酵させ、熟成させます。
3~5年熟成させ、渋タンニンが強くなったものは玉渋と呼ばれる最高級品になります。
今回は栗の板に、柿渋を1回塗布したもの、2回塗布したもの、黒べんがらを混ぜて塗布したものをサンプルで作成し、お施主様に選んでいただきました。
下の写真は潜り戸に1回目を塗布した後の様子です。
まだ発色は薄いですが、乾燥して光に当たり時間の経過とともに、濃くなっていきます。
1ヶ月程度すると発色が濃くなりますので、その様子を見て、2回目の塗布を決めたいと思います。
潜り戸が傷み、モソモソになってしまいました。
そこで、この度新しく作り替えました。
框も板も栗材を使いました。
栗材は耐水性、耐朽性の高い材料です。
さらに、防水、防腐効果を高めるために、柿渋を塗りました。
柿渋の作り方は、まず、熟していない青い渋柿を潰し、圧搾して果汁を絞ります。
その後、発酵させ、熟成させます。
3~5年熟成させ、渋タンニンが強くなったものは玉渋と呼ばれる最高級品になります。
今回は栗の板に、柿渋を1回塗布したもの、2回塗布したもの、黒べんがらを混ぜて塗布したものをサンプルで作成し、お施主様に選んでいただきました。
下の写真は潜り戸に1回目を塗布した後の様子です。
まだ発色は薄いですが、乾燥して光に当たり時間の経過とともに、濃くなっていきます。
1ヶ月程度すると発色が濃くなりますので、その様子を見て、2回目の塗布を決めたいと思います。
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