大黒柱の伐採 [木の話]
久しぶりのブログ更新です。
昨日、弊社の天然桧林で、お客様とご一緒に大黒柱を選び、伐採しました。
選ばれたのはこの桧でした。
真っ直ぐに伸び、立派な立木です。
胸高直径が尺五寸(約45cm)でしたので、八寸(約24cm)程度の大黒柱が取れそうです。
今回は伐採の手順を簡単に紹介します。
最初に伐採する木の前に榊を祭り、お神酒で清めた後、倒す方向にある小木や堅木を数本伐りました。
杉に比べて桧は枝が粘く、特に天然林木は植林木より枝が太いため、倒木の際に枝が引っかかってしまったら、二進も三進もいきません。
1本伐りの場合は、周囲にたくさんの木があるため倒す方向がピンポイントになり、さらに今回の場合は尾根に近く、テンピンをくらうことが予想されたため、ワイヤーで引っ張りました。
そして、いよいよ伐採です。
まず受け口(倒す向きに切欠く)を作ります。
その後、つる(最後に切れる部分)を意識しながら、追い口(倒す反対側)を入れ、場合によっては楔を打ちます。
正確な手順を踏み、狙った方向に倒すことができました。
年輪を数えると、樹齢はおよそ110年。
明治時代の日露戦争の頃に生えた木でした。
お客様も大変感動され、喜ばれている様子でした。
この木は、吹き抜けが大きな家の大黒柱になる予定。
今から竣工が楽しみです。
昨日、弊社の天然桧林で、お客様とご一緒に大黒柱を選び、伐採しました。
選ばれたのはこの桧でした。
真っ直ぐに伸び、立派な立木です。
胸高直径が尺五寸(約45cm)でしたので、八寸(約24cm)程度の大黒柱が取れそうです。
今回は伐採の手順を簡単に紹介します。
最初に伐採する木の前に榊を祭り、お神酒で清めた後、倒す方向にある小木や堅木を数本伐りました。
杉に比べて桧は枝が粘く、特に天然林木は植林木より枝が太いため、倒木の際に枝が引っかかってしまったら、二進も三進もいきません。
1本伐りの場合は、周囲にたくさんの木があるため倒す方向がピンポイントになり、さらに今回の場合は尾根に近く、テンピンをくらうことが予想されたため、ワイヤーで引っ張りました。
そして、いよいよ伐採です。
まず受け口(倒す向きに切欠く)を作ります。
その後、つる(最後に切れる部分)を意識しながら、追い口(倒す反対側)を入れ、場合によっては楔を打ちます。
正確な手順を踏み、狙った方向に倒すことができました。
年輪を数えると、樹齢はおよそ110年。
明治時代の日露戦争の頃に生えた木でした。
お客様も大変感動され、喜ばれている様子でした。
この木は、吹き抜けが大きな家の大黒柱になる予定。
今から竣工が楽しみです。
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